2018年11月16日金曜日

ソリストプロフィール

丸山泰雄
MARUYAMA Yasuo (Violoncello)

87年東京芸術大学音楽学部卒業。
89年第58回日本音楽コンクール第1位、増沢賞・特別賞を受賞。イタリア パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール第3位、特別賞受賞。ドイツ マルクノイキルヒェン国際チェロコンクール特別賞。
92年「東京国際音楽コンクール」第2位及びアサヒ・ビール賞を受賞。第2回日本室内楽コンクール第1位及び特別賞受賞。
92年9月より文化庁海外研修員としてベルリン芸術大学に留学、ディプロマを最高位で取得。
現在、ソロを中心に室内楽、主要オーケストラの客演首席で活躍中。紀尾井シンフォニエッタ東京、トウキョウモーツァルトプレーヤーズ(首席)のメンバー。
07年にRMMシリーズ5作品目となるソロCD「ラメンタツィオ チェロ・ヴィルトゥオーゾⅢ(RMM-105)」、08年にはRMM-103以来となるチェリスト12名による演奏「スーパー・チェロアンサンブル・トウキョウⅡ トゥナイト〜アディオス・ノニーノ(RMM-106)」を発表、絶賛販売中。

2018年11月15日木曜日

【速報】第11回定期演奏会概要

立冬を迎え、朝晩は冬を感じる今日このごろでございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
第10回定期演奏会には多数お越し頂きまして、ありがとうございました。
ジャパン・クラシカでは以下のように第11回定期演奏会を予定しております。
一部不確定な部分もありますが、決まり次第、ご案内していきますので楽しみにお待ちください。

<ジャパン・クラシカ第11回定期演奏会概要>

日時:2019年8月24日(土) 13:30開演
会場:第一生命ホール
指揮:増田宏昭
独奏:丸山泰雄(チェロ)
曲目:
 ベートーヴェン 交響曲第8番ヘ長調 作品93
 エルガー    チェロ協奏曲ホ短調作品85  他

2018年9月17日月曜日

いよいよ本番です

日付変わりまして、本日いよいよ、第10回定期演奏会です。
最後のリハーサルを終えて、テンションMAXです。
当日券は指定席が約20席、自由席は十分な枚数をご用意しております。
12:30から当日券を販売致します。
13:30開演ですので、お間違えなきよう、お願い致します。



2018年9月14日金曜日

曲目解説(3)

ブラームス 交響曲第1番ハ短調、Op.68
 1876年完成

 ベートーヴェンを意識するあまり着想し始めてから約21年の歳月を経て世に出されたといわれる交響曲。なぜ、こんなにも時間がかかってしまったのか。
 とにかくブラームスという人は、自己否定が強く、内向的で、完璧主義者といいましょうか……。18歳以前に作曲したものは自身の手によって処分され、残っていないということです。しかも、わざわざ楽譜を返してくれるよう手紙を出し、取り戻したともいわれています。その数、150曲余りにも及ぶといいます。
 さて、作曲家にとって交響曲を書くということは、楽曲自体、大規模でもありますし、自分の渾身の大作を残そうと思うとかなりのプレッシャーのかかることでしょう。しかも、この時代以前のハイドンやモーツァルトが活躍した古典派といわれる時代には交響曲は完成され、ベートーヴェンという鬼才が現れ、大きな発展をし、ある意味、新しいことはやり尽くされたような時代に、音楽界に生まれてきた訳で。そんな音楽の流れを古いものと思わず、敬意を抱き、よく研究してきたブラームスにとって、また、かの性格ゆえ“交響曲” というものへの特別な思いは計り知れません。それが21年の歳月だったのでしょう。
 1876年11月4日、フェリックス・オットー・デッソフ指揮、カールスルーエ宮廷劇場管弦楽団が初演。初演後も改訂が続けられ、決定稿が出版されたのは翌年1877年でした。
 完成した時には43歳で、芸術・文化の中心地ウィーンにおいて、彼は作曲家として、またはウィーン楽友協会の音楽監督としてもすでに活躍をしていた歳です。そんな彼がまだ交響曲を1曲も世に出していなかったとは!また出さずして、こんなにも音楽家として成功を収めていたなんて!さぞかし、この作品が発表された時には、随分と注目をされたことでしょう。それが分かるちょっとした事件が、初演が行われたその年にありました。イギリス、ケンブリッジ大学から名誉博士号を授与したいと申し出が来ます。これには、授与式と特別演奏会が用意されました。堅苦しい式典や名士扱いされるのを嫌がったブラームスは渋っていたそうですが、同じく授与の申し出をもらっていたヨアヒム(長年来のブラームスの音楽の友人であり、先輩)やクララ・シューマンなどの勧めにより、イギリス行きが準備されました。しかし、その特別演奏会では完成目前の第1番目となる交響曲が披露されるのではないかと噂をされてしまい、会場までも熱狂的に「自身による演奏を希望」と発表してしまうのでした。その騒ぎを耳にしたブラームスは「忙しくなって伺うことができなくなった」、「船が怖くて乗れない」などと言ってキャンセルしてしまったとのこと。せっかく書き上げた初の交響曲とそれを期待する聴衆に対しても、この対応。芸術という自己表現の世界に身を投じているのに、内向的という矛盾した性格の複雑なブラームスが垣間見られます。
 自分の作品に関し、滅多に口にしないブラームスが、唯一語った言葉「音の中で私は語っている」。誰しも聴けば、この作品にかけた長い人生と交響曲への情熱を曲から感じることができるでしょう。さぁ、ブラームスの力強い音楽の鼓動が打ち始めます。

曲目解説(2)

モーツァルト ピアノ協奏曲第23 番イ長調K.488
 作曲年・初演1786 年

 次に演奏しますのは、先ほどのオペラが書かれた前年のこと。モーツァルトは23~25番の3曲のピアノ協奏曲を作曲しています。23番は、同年に開かれた3 回のモーツァルトの予約音楽会のために書かれました。
 予約音楽会とは、今のような事前にチケットを買ってもらい開かれる一般的なコンサートのスタイルです。当時としては、新しい形であったようです。音楽家は宮廷音楽長になるなど“公職” に就いて活動することが、一般的でした。彼はというと、小さい頃から父親に連れられ“神童” として各地を回り、まるで見世物のように天才ぶりを披露していました。ところが、青年になると一変、ウィーンの女帝マリア・テレジアには、「乞食のよう
な容貌で物乞いする一家」と評され、また彼自身のプライドの高さも災いして、なかなか職に就くことができませんでした。そこで、ウィーンに定住し、フリーの音楽家という新しいスタイルを選び、活動・新曲を披露する場として、この予約演奏会というものを開くのでした。とはいっても、モーツァルトは人気作曲家でしたから、1回の演奏会での報酬は約700万円程だったといわれております。そんな新しい音楽活動を順風満帆に行っていたと思われる時期の作品です。
 この作品は、他のピアノ協奏曲とは、作曲方法が違ったといわれています。いつもはピアノパートをスケッチの段階で、オーケストラ全体と共に入念に仕上げていましたが、この作品において、ピアノパートは最初からカデンツァなど細部に至るまで完全な形でまずは作曲されたそうです。また、他の協奏曲においては見られない、通常であると即興によって演奏されるカデンツァもこの作品では第1楽章に完全に記され、第2・3楽章にはカデンツァは置かれておらず、また、どこにも入る余地が示されていないことから、いつもは非常に好んでいる即興演奏を与えなかったことになります。それはこの作品の音楽的な完成度にいつも以上にこだわりがあったからではないかといわれています。そんなモーツァルトのこだわりのピアノ協奏曲をお楽しみください。
 

レーゼル登場!

本日はレーゼル氏を迎えてのリハーサルでした!
触発されてオケの音も変わってきました、本番が益々楽しみです。

2018年9月12日水曜日

曲目解説(1)

モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527より序曲 作曲・初演 1787年
- 愛らしきご婦人よ うちの主人が愛でた美女のカタログとはこれのことです。
あっしが作りましたカタログでしてご覧下さい 一緒に読んでみるとしましょう
イタリアでは640人 ドイツでは231人 フランスでは100人 トルコで91人
おまけにここスペインではもうすでに1003人ですよ - 『恋のカタログの歌』より

 この歌よりドン・ジョヴァンニがどんな人物なのかお分かりいただけるでしょう。このオペラの題材はスペインを舞台に広く言い伝えられたプレイボーイ「ドン・ファン伝説」です。
 この作品は、モーツァルトが31歳の時、プラハで歌劇『フィガロの結婚』が大ヒットしたことにより、プラハの劇場より翌シーズンの作品を依頼され作曲されました。この序曲に関しては、天才モーツァルトと言われた彼でさえ、納期ギリギリの前日の夜から書き始め、徹夜で書いたと言われています。でも、一晩で書けてしまうところは、さすが天才。若く35歳で亡くなってしまった彼にしてみると、作曲家人生として最盛期であり晩年の作品になります。
 「ドン・ファン伝説」を題材にした作品は数多くあり、女性の私からすると、なぜこんなどうしょうもない男の話が魅力的なのか疑問ではありますが、この序曲は、心奪われます。ドン・ファンの謎めいた魅力と物語に引き込まれてしまうような衝撃的な序奏からスタートします。それもそのはず、オペラの幕開けにして、”地獄の扉”が開くというクライマックスのシーンから始まるのです。ある晩、騎士長の娘に手を出し、それに怒り剣を抜いた父(騎士長)を殺してしまったドン・ジョヴァンニ、その騎士長の亡霊に「悔い改めよ、生き方をかえるのだ」と迫られます。しかし、彼はこれを断り、「悔いはせぬ、心は決まっているのだ」と潔く亡霊の示す、開かれた地獄の扉へ入って行き、苦痛と共に地獄へと引きずり込まれていく。その劇的な場面から演奏されるのです。その後、場面が変わり、まるでこんな自分のラストを想像することもない陽気なドン・ジョヴァンニを表しているかのような軽快な曲調に変わりオペラ本編へと続く序曲が演奏されます。

2018年9月11日火曜日

レーゼル氏来日

レーゼル氏は奥様を伴い、本日の正午過ぎ、定刻から6分ほど遅れましたが無事に羽田空港に到着されました。
ドレスデンから飛行機を乗り継いで約15時間の長旅でしたが、ご覧のように笑顔も見られます。
本日から約一週間の滞在の間には、我々ジャパン・クラシカの演奏会とリハーサルの他、音大生向けのマスタークラスなども予定しているようです。


2018年9月10日月曜日

ご来場のお客様へ

早いもので、第10回定期演奏会まであと1週間となりました。ご来場をご予定されているみなさまにお願いがございます。

第10回定期演奏会は、例年より開演時間を30分繰り上げ、13:30開演となりますので、どうかお間違えのないようご注意ください。

第一生命ホールへのアクセスは都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅から徒歩のほか、東京駅や有楽町駅から都バス利用も便利です。都05-1系統晴海埠頭行き、東15系統深川車庫前行き、等ご利用で「晴海トリトンスクエア前」下車ください。
スマートフォンをお持ちの方は、GoogleMapアプリ等で第一生命ホールを検索し、アクセスルートをご確認ください。

お陰さまでリハーサルは順調に進んでおります。レーゼル氏のようなスーパースターをドイツから招聘するにあたり、プレッシャーのようなものも多少ありましたが、より充実した音楽の時間を共有できそうな予感があります。
大勢のお客様とご一緒できたら幸いです。

なお、現在ローソンチケットから発売中の前売り券は9/13(木)で一旦販売を終了し、残券は当日券として販売致します。
S指定席の良いお席をご希望のお客様は、是非ローソンチケットの前売りをご利用ください。
お座席を指定してのご購入は、

演劇・クラシック専用ダイヤル 0570-000-407(オペレーター対応10時~20時)

こちらのオペレーター対応にてご購入頂けますよう、お願い致します。

まだまだ暑い日が続きますが、季節の変わり目につき、くれぐれも体調を崩されませぬようご自愛ください。

2018年8月22日水曜日

鬼が笑う?

気の早い話で恐縮ですが、来年の定期演奏会の日取りが決まりましたので、お知らせします。

第11回定期演奏会は、2019年8月24日(土)、第一生命ホールにて開催します。
手帳、カレンダー等に書き込みをお願い致します。
詳細については、追ってご案内致します。

2018年8月11日土曜日

マエストロ増田とペーター・レーゼル

ドイツの巨匠ペーター・レーゼルは日本でも高い人気を誇り、度々来日してリサイタルを開催しています。その多くは紀尾井ホールの運営母体である新日鐵住金文化財団による招聘のようですが、今回はマエストロ増田とジャパン・クラシカが中心となって招聘致します。(実際には、法人格をもたないアマオケがビザの申請をしても通らないため、マネジメント会社を通しての申請になりますが)

我々のようなアマオケがほぼ単独でレーゼルのようなスーパースターを招聘するのは異例中の異例と思われますが、何故このような素敵な共演が実現できたのでしょうか?

それは、マエストロがマックス・ブルッフゆかりのLohオーケストラゾンダーズハウゼンの音楽総監督を務めていた時のこと、ブラームスの1番のコンチェルトを共演するためにドレスデンから当地へやって来たレーゼルは、リハーサル時間を間違えて知らされていたために十分なリハーサルが出来ず、一回の合わせのみで演奏会に臨みました。しかしマエストロ増田とレーゼルとの相性は素晴らしく、本番では満足のいく演奏が出来たそうです。それ以来、ラフマニノフ、チャイコフスキーの協奏曲を共演するなど、折を見て親交を深めてきたお二人が、今回初めて日本で共演を果たすことになったというわけです。

どうですか、こんな素晴らしい再会の機会に居合わせることが出来るなんて、とても素晴らしいことではありませんか?今からレーゼルとの共演が楽しみでなりません。

2018年8月6日月曜日

チケット販売について

第10回定期演奏会のチケットは既報の通り、ステージ近くの中央エリアの座席をS指定席として販売しておりますが、ローチケのWebとLoppiでは座席を指定しての購入が出来ないようです。

座席指定しての購入をご希望のお客様はお手数ですが、

演劇・クラシック専用ダイヤル 0570-000-407(オペレーター対応10時~20時)

こちらのオペレーター対応にてご購入頂けますよう、お願い致します。

2018年8月5日日曜日

ピアノ協奏曲

本日はマエストロのリハーサル二回目でした。
ピアノ協奏曲は初回となりますので、緊張感のある出だしでしたが、次第に感覚をつかみ、表現の方向性を確かめながら順調に進みます。
3楽章のファゴットと低弦の難所も初回としてはまずまずのまとまりではないでしょうか。

ブラームスは2楽章、3楽章の予定でしたが、時間が余ったので4楽章と1楽章の序奏のおさらいも出来ました。
次回のリハーサルはお盆休み明けになりますが、さらに精度を上げて臨みたいです。

2018年8月2日木曜日

アマデウス

映画「アマデウス」を視聴。
ドン・ジョヴァンニを演奏するにあたって。
モーツァルト自身の運命の象徴でしょうか。


2018年7月30日月曜日

再会

いよいよマエストロのリハーサルが始まりました。
久しぶりにお会いする感覚と、初めてお会いする方もおり、適度な緊張感と程よいリラックスの中、順調な滑り出しというところです。

序曲から一切の妥協なく、密度の濃い時間が幸せでした。次回のリハーサルがとても楽しみです。

2018年7月23日月曜日

モーツァルト!

先週末は元モーツァルテウム管弦楽団Vn奏者の岩切雅彦先生をお迎えして、
弦練を行いました。ブラームスとモーツァルトの発音の違いを意識しながら、
序曲と協奏曲を中心にご指導頂きました。
1週間後の増田先生との初合わせに向けて、良い準備が出来てきました。

さて、第10回定期演奏会のチケットはローソンチケットから発売中です。
前の方の座席はS指定席としてご用意していますので、レーゼルさんの
間近で楽しみたい方には是非、S指定席をお求めください。

ローソンチケット(Lコード:32385)
http://l-tike.com/

32385 またはジャパン・クラシカ で検索
http://l-tike.com/search/?keyword=32385

2018年7月9日月曜日

リハーサルスタート

第10回定期演奏会に向けて、2018年シーズン始動しました。
各セクションに新しいメンバーをお迎えして、新たな気持ちでのスタートとなりました。
初回リハーサルは代振りの先生による指導でしたが、課題がある程度浮き彫りにされて、有意義な時間となりました。

2018年6月7日木曜日

前売り券販売中

第10回定期演奏会のチケットはローソンチケットにて販売中です。(Lコード:32385)
ローチケの検索窓にLコード「32385」を入力してください。

①演劇・クラシック専用ダイヤル 0570-000-407(オペレーター対応10時~20時)
②ローソン・ミニストップ店頭Loppi 直接購入(24時間受付)
③WEBサイト「ローチケ」(WEB/モバイル共通)http://l-tike.com/


ジャパン・クラシカ第10回定期演奏会 

■日時 2018年9月17日(月・祝) 13:00開場、13:30開演
  (例年より30分繰り上げて開催致します)
■会場 第一生命ホール
■指揮  増田宏昭
■独奏  ペーター・レーゼル(ピアノ)
■曲目  モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲K.527
 モーツァルト ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
  ブラームス  交響曲第1番ハ短調作品68
■入場料  S指定席:当日3,000円(前売り2,500円)
      A自由席:当日2,000円(前売り1,500円)

2018年5月29日火曜日

メンバー募集およびお問い合わせについて

私たちは、ジャパン・クラシカの活動に賛同して一緒に音楽できる仲間を募集しています。
興味をお持ちになった方は、下記のアドレスにメールでご連絡ください。
ただし受入可能な人数には限りがありますので、ご了承願います。

近年の年間のスケジュールは概ね以下の通りです。

8月~9月定期演奏会開催
10月~12月次回演奏会企画立案
12月~エントリー開始
4月頃~楽譜配布
7月~練習開始

参加費:
参加するにあたっては、演奏会の都度、参加費を徴収しています。金額は演奏会の内容によって変動しますが、概ね3万円~4万円程度です。

練習回数:
1回の演奏会につき、10回程度の合奏練習を行います。全出席でなくても構いませんが、管楽器の方はなるべく代奏をたてるようお願いしています。

詳しくは、お問い合わせください。

チラシ挟み込みについて
当団演奏会へのチラシ挟み込み希望の場合、下記のアドレスへメールでご連絡ください。
ご連絡の際、作業者の方の氏名をお知らせください。当方から、詳細についてご連絡致します。
第一生命ホールでは挟み込み作業者の氏名を登録させて頂き、予め登録された方しか入館できませんので、ご了承願います。

問い合わせ先:
ジャパン・クラシカ事務局 japan_classica*yahoo.co.jp
(*印を半角の@に置き換えてください)

ジャパン・クラシカの活動記録②

<2014年~2017年>


■ジャパン・クラシカ第6回演奏会
日時:2014年9月21日(日)
会場:晴海トリトンスクエア 第一生命ホール
指揮:増田 宏昭
独奏:相原 千興(ヴァイオリン)*
曲目:
 モーツァルト 歌劇「魔笛」序曲
 ブラームス  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77*
 ブラームス  交響曲第3番 ヘ長調 作品90











■ジャパン・クラシカ第7回定期演奏会
日時:2015年9月23日(水祝)
会場:晴海トリトンスクエア 第一生命ホール
指揮:増田 宏昭
独唱:大倉 由紀枝(ソプラノ)*
コンサートマスター:佐藤久成
曲目:
 ブルッフ    「ローレライ」序曲
 R.シュトラウス 4つの最後の歌*
 ベートーヴェン 交響曲第6番 ヘ長調「田園」

■ジャパン・クラシカ第8回定期演奏会
日時:2016年8月28日(日)
会場:晴海トリトンスクエア 第一生命ホール
指揮:増田 宏昭
独奏:安井 耕一(ピアノ)*
曲目:
 ブラームス ピアノ協奏曲第2番*
 ブラームス 交響曲第4番









■ジャパン・クラシカ第9回定期演奏会
日時:2017年9月18日(月・祝)
会場:第一生命ホール
指揮:増田 宏昭
独奏:天満敦子 (ヴァイオリン)*
曲目:
 ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲*
 ベートーヴェン/交響曲第7番

ジャパン・クラシカの活動記録①

<2008年~2012年>


■ジャパン・クラシカ第1回演奏会
日時:2008年8月23日(土)
会場:ティアラこうとう大ホール
指揮:増田宏昭
独奏:マリオ・カルボッタ(フルート)
コンサートマスター:相原千興
曲目:
 ベートーヴェン/交響曲第4番
 モーツァルト/フルート協奏曲第1番
 ハイドン/交響曲第103番「太鼓連打」

■ヴァイオリン協奏曲の夕べ
日時:2009年3月7日(土)
会場:東京オペラシティー
指揮:増田宏昭
独奏:コー・ガブリエル・カメダ(ヴァイオリン)
コンサートマスター:相原千興
曲目:
 ブラームス/ヴァイオリン協奏曲
 メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
 ベートーヴェン/エグモント序曲




■ジャパン・クラシカ第2回演奏会
日時:2009年9月19日(土)
会場:ティアラこうとう大ホール
指揮:増田宏昭
独奏:ウー・アリナ(ピアノ)
コンサートマスター:相原千興
曲目:
 ブラームス/交響曲第1番
 シューマン/ピアノ協奏曲イ短調
 ニコライ/歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲



■ジャパン・クラシカ第3回演奏会
日時:2010年9月12日(日) 会場:ティアラこうとう大ホール
日時:2010年9月20日(月) 会場:宮前市民館大ホール
指揮:増田宏昭、ニーノ・レポーレ
独奏:マリオ・カルボッタ(フルート)
コンサートマスター:相原千興
曲目:
 ベートーヴェン/交響曲 第3番「英雄」
 メルカダンテ/フルート協奏曲 ほか
 モーツァルト/歌劇「後宮からの誘拐」序曲





■ジャパン・クラシカ第4回演奏会
日時:2011年6月5日(日)
会場:大田区民ホール・アプリコ
指揮:増田宏昭
コンサートミストレス:小森陽子
曲目:
 ブルッフ/交響曲第1番 変ホ長調 作品28
 ブラームス/交響曲第2番 ニ長調 作品73



■ジャパン・クラシカ第5回演奏会
日時:2012年9月2日(日)
会場:杉並公会堂 大ホール
指揮:増田宏昭
独奏:天満 敦子(ヴァイオリン)
曲目:
 ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」序曲
 ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26
 ベートーヴェン/交響曲第5番 ハ短調 作品67

2018年5月26日土曜日

ピアニスト:ペーター・レーゼル

ペーター・レーゼル氏プロフィール


1945年にドレスデンで指揮者と歌手の家庭に生まれ6歳でピアノを学び始めた。モスクワに留学しモスクワ音楽院でドミトリー・バシキーロフとレフ・オボーリンに師事した。在学中1966年のチャイコフスキー国際コンクールに出場し6位に入賞したほか、1968年にはモントリオール国際ピアノコンクールで2位に入賞した。現在はドレスデンに在住し、母校のドレスデン音楽大学で2012年まで教授をつとめた。これまでに5つの全ての大陸の40を超える国々で演奏を行っている。共演した主要なオーケストラにはニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団、デトロイト/ミネソタ/トロント/モントリオール交響楽団、BBC交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、シュターツカペレ・ドレスデンなどがある。著名な指揮者はヘルベルト・ブロムシュテット、シャルル・デュトワ、ベルナルト・ハイティンク、ギュンター・ヘルビヒ、ドミトリー・キタエンコ、クルト・ザンデルリング、ユーリ・テミルカーノフ、クラウス・テンシュテット、朝比奈隆など。1970年からクルト・マズア指揮によるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との世界ツアーにて200回を超える公演を行った。
2005年にはドレスデン音楽祭で紀尾井シンフォニエッタ東京との共演によりベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を演奏した。この縁がもととなり2007年4月に日本では30年振りとなるコンサートを紀尾井ホールで開催した。さらに2011年秋には4年に渡るベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会を終え、その最終日となった同ホールにての演奏の録音は2012年にCDで発売されている。2009年にはKunstpreis der Stadt Dresden 2009(ドレスデン市芸術賞)受賞。

第10回定期演奏会

ジャパン・クラシカ第10回定期演奏会 


日時 2018年9月17日(月・祝) 13:00開場、13:30開演
  (例年より30分繰り上げて開催致します)
会場 第一生命ホール 
指揮  増田宏昭 
独奏  ペーター・レーゼル(ピアノ) 
曲目  モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲K.527 
 モーツァルト ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
  ブラームス  交響曲第1番ハ短調作品68 
■入場料  S指定席:当日3,000円(前売り2,500円)
      A自由席:当日2,000円(前売り1,500円)
 ■チケット販売
 6/1(金)よりローソンチケットからお買い求め頂けます。(Lコード:32385)
①演劇・クラシック専用ダイヤル 0570-000-407(オペレーター対応10時~20時)
②ローソン・ミニストップ店頭Loppi 直接購入(24時間受付)
③WEBサイト「ローチケ」(WEB/モバイル共通)http://l-tike.com/

指揮者:増田宏昭

増田宏昭氏プロフィール


東京藝術大学音楽部ピアノ科卒業後、同大学大学院指揮科へ進み、指揮法をカール・アウグスト・ビュンテ教授に師事する。1983年、文化庁海外派遣員としてドイツにり、バイエルン国立歌劇場にてヴォルフガング・サヴァリッシュ氏、ジュゼッペ・パタネ氏、リヒャルト・トリムボルン氏のもとでオペラの研鑽を積む。 1985年、コブレンツ市立歌劇場のバレエ・ピアニストとして契約。同年、プロコフィエフのバレエ「ロメオとジュリエット」を指揮して脚光を浴び、1987年より同歌劇場の首席指揮者として数多くの作品を手掛ける。1993年、ザールランド州立歌劇場にて「ラ・ボエーム」「アイーダ」を指揮し、同歌劇場の首席指揮者に就任、2002年にノルトハウゼン歌劇場およびLOHオーケストラ・ゾンダーズハウゼンの音楽監督に就任、オペラやオーケストラの演奏会など、多大な指揮活動をこなした。2004年の同オーケストラとの日本公演では、フィオレンツァ・コッソットと共演した「アイーダ」が特に注目を集め、マーラーの「交響曲第5番」はライブ録音のCDも発売されて、ドイツでも高い評価を得た。また、各地で客演指揮者として活躍している。特にスイス、バーゼル歌劇場での「オテロ」の客演は好評を博した。中国では北京国立管弦楽団をはじめ、上海、青島、天津の各市立管弦楽団を、台湾では台湾国立管弦楽団などを指揮。日本では二期会、新国立劇場を始め、多数のオペラ団体と共演している。台湾ではショパン国際ピアノコンクールの審査員として最終コンチェルトを指揮、イタリアではミラノ・クラシカを指揮した。その後イタリアでは、2011年の秋にもバーリ市立管弦楽団から招聘された。さらに、指揮活動のかたわら、ドイツ、マックス・ブルッフ協会の首席として尽力し、2010年の冬には彼のピアノ伴奏による初の歌曲集のCDが発売され、同協会から名誉会員の称号を得た。

ジャパン・クラシカ公式ブログ始めました

私たちジャパン・クラシカは、指揮者・増田宏昭氏の「妥協のない練習をして質の高い演奏をするオーケストラを」という思いに賛同した、情熱的な音楽愛好家の集まるオーケストラとして、2008年に東京を拠点に創設しました。

  これまでに9回の定期演奏会とヴァイオリン協奏曲の夕べと題した演奏会1回を行い、モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン、ブルッフ、ブラームスなど、増田宏昭氏の得意とするドイツの作品に重点を置き演奏活動を行ってきました。

  また、フルート奏者:マリオ・カルボッタ氏、ヴァイオリニスト:コー・ガブリエル・カメダ氏、ピアニスト:ウー・アリナ女史、ヴァイオリニスト:天満 敦子女史など世界的に活躍するソリストとの協演も行ってきました。

 実力・情熱・集中力・表現力と沢山の力を持ち合わせた団員で構成された私たちと、ドイツのオペラハウスで音楽総監督を長年経験してきた増田宏昭氏との演奏をぜひ一度聴きにいらしていただければと思います。